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2010年05月29日

タキイ種苗が短形ダイコンの新品種「三太郎」を発売、3季採りが可能で煮物に向くとのこと

タキイ種苗が、2010年の短形ダイコンの新品種「三太郎(さんたろう)」を発売するとのこと。

タキイ種苗、短形ダイコン品種『三太郎』を発売 - 日刊工業新聞 Business Line - 企業発表

上記リンク先記事によると、この「三太郎」の詳細は、

・背景:
 近年の家庭菜園や野菜直売所のブームによって、野菜において「手軽に栽培ができる品種」に対する需要が高まっている。
 しかし、現在販売されている
 ・短形ダイコン
 ・ミニダイコン
 においては、
 ・栽培期間が限られている
 ・ある一定の大きさに成長すると、割れてしまう
 等、殆どが栽培しにくい品種となっている。
 今回開発された「三太郎」は、家庭菜園や直売所向きに、
 ・作りやすさ
 ・煮ダイコンとしての美味しさ
 に力点を置いて開発された品種である。
・特徴:
 ・ロングセラー品種「耐病総太り」が持つ
  ・「ス入り」が極めて遅く、栽培しやすい
  ・優れた在圃性(裂根が起こりにくく、畑に長い間置いておける)
  といった特徴を受け継いでいる。
 ・根長を短めにしており、
  ・比較的耕土の浅い場所
  ・プランター
  でも栽培が可能。
 ・「晩抽性」(「とう立ち」が遅い性質)を向上。
  また耐寒性も強く、暑い時期以外(秋・冬・春)の3季どりが可能。
 ・株間や栽培期間の調節により、好みの大きさ(500g〜3kg程度)で収穫できる。
・肉質:緻密で純白
・想定用途:
 サラダ、おろし、漬物など。
 特に煮物では、調理の味が染み込みやすく、美味しいものが期待できる。
・価格:
 ・小袋(約400粒):577円
 ・20ml:1,155 円
 ・2dl(缶):10,500円

等となっています。


私の家の家庭菜園でも、非常に育てやすいことから、毎年ダイコン(時無し大根)を育てていますが、どうしても食べきれずに畑にそのままにしてしまうことも多かったので、「三太郎」の在圃性が高いという点には、かなり魅力を感じます。


※参考
・タキイ種苗株式会社
 http://www.takii.co.jp/
・3季どりができる家庭菜園・直売所向け 作りやすい短形ダイコン品種『三太郎』を新発売
 http://www.takii.co.jp/info/news_100526.html

2010年05月22日

沖縄県那覇市で、堆肥約40kgを入れて育てたパッションフルーツが、約400個の実を結実

下記リンク先記事では、沖縄県那覇市の農学博士の方が自宅敷地内で育てている「パッションフルーツ」が、多数の実をつけた旨が紹介されています。

パッションフルーツ:鈴なり400個 玄関先に植え4年 - 毎日jp(毎日新聞)

具体的には、

・実の数:
 今年は、1株に約400個がなっている。
 (パッションフルーツは通常、1株で採れる実は100〜200個)
・経緯:
 栽培している方は、2007年に玄関先に棚を作り、パッションフルーツを植えた。
 植え付けの際には、土を約1.5m掘り返し、堆肥を約40kg入れた。
 その結果、植えた翌年から、約300個の実がなった。
 現在は植え付けから4年目で、パッションフルーツは棚を伝うように育ち、家の門〜玄関までの上部を覆っている。

という状況とのこと。

また記事では、栽培している方の、

・「こんなにたくさん実ったのは、植え付け以来初めて」
・「堆肥を大量に仕込んだことが、多くの実がなることにつながった」
・「(今年は花の咲く時間帯に雨が少なく)受粉を妨げる要素が少なかったことが豊作に結びついた」

とのコメントが紹介されています。


育てている方が農学博士ということもあるとは思いますが、それにしても入れた堆肥の量に驚きました。

やはり、土つくりには多くの手間をかけるだけの価値がある、ということでしょうか。


※参考
パッションフルーツ - Wikipedia

タキイ種苗の「園芸新知識『はなとやさい』」6月号が、木枠ボックスによる家庭菜園のテクニック等を特集

下記リンク先記事では、タキイ種苗が発刊している雑誌「園芸新知識『はなとやさい』」6月号の特集内容が紹介されています。

家庭菜園のユニークなテクニックを特集!  タキイ種苗 | アグリビジネス | JAcom 農業協同組合新聞

上記リンク先記事によると、今回の特集は「サラリーマン自給農夫が指南! 葉根菜作りに向けた菜園テクニック」。

詳細は、

・情報提供者:
 特集の文と写真は、住宅メーカーの会社員であり、樹木医・自給農夫の方が提供している。
 この方は、家庭では
 ・家族5人分の野菜
 ・米
 ・麦
 ・豆類
 等、50種類以上の作物を育てているとのこと。

・内容:
 逆転の発想として「地球と争わない!」ことを挙げている。
 具体的には、一般の人が家庭菜園を行う場合、殆どは「庭を耕す」ことを考える。
 しかし筆者の方は、「庭を耕さず、手作りの木枠ボックス」を利用。
 この方法だと、
 ・コンパクトな庭でも、多品種栽培が可能。
 ・ローテーション栽培により、連作障害も回避できる。
 ・除草の手間が不要。
 ・管理が簡便
 といった多くのメリットがある。
 また、庭の片隅で3,000匹以上のシマミミズを飼育しており、家庭の生ゴミを堆肥に変えている。
 この取り組みによって、
 ・可燃ゴミの量の大幅削減
 ・驚くほど臭いが無い
 といった効果を得ている。

等となっています。


木枠ボックスを使って、家族5人分の野菜などを十分に育てられるというのは、一体どのような体制で行っているのか(ボックスの大きさや数など)、個人的には非常に興味を惹かれます。

また、シマミミズによる生ごみの堆肥化も、どのような方法なのか、非常に気になるところです。

「トーヨーキッチン&リビング」が、LEDにより室内で野菜を育てられる収納プランター「ハーブポット」を発売

トーヨーキッチン&リビング」社が、オリジナル室内収納プランター「ハーブポット」を発売したとのこと。

トーヨーキッチン&リビング、オリジナル室内収納プランター「Herb Pot(ハーブポット)」を発売(日経プレスリリース)

上記リンク先記事によると、この製品の詳細は、

・特徴:
 ・LEDにより、植物生育のための波長の光を照射することで、室内でも野菜等の栽培が可能。
 ・設置は、
  ・壁面収納との組み合わせ
  ・プランター単体設置
  等、多彩な設置プランを用意している。
  (キッチン収納への組み込みも可能)
・材質:
 ・表面:ステンレス
 ・基材:木製
・定格電圧:100V、50/60Hz
・消費電力:11.2W
・LED素子:赤色+青色
・価格:
 ・typeA:336,000円(税込)
 ・typeB:399,000円(税込)
・発売日:2010年5月21日

等となっています。


記事やメーカーのサイト[1]に掲載されている写真を見ると、照明は赤と青の光が合わさって紫色っぽくなっており、意外に落ち着いた印象を受けました。

設備の価格は安くは無いと思いますが、室内でハーブを育て、手軽に日々の食事に活用できると考えると、導入するとかなり面白そうな設備だと感じます。


※参考
・[1]オリジナル室内収納プランター「Herb Pot」発売|ニュース|TOYO KITCHEN STYLE|トーヨーキッチン&リビング株式会社
 http://blog.toyokitchen.co.jp/news/2010/05/herb_pot.html

2010年05月15日

福島県内で、「トマト黄化葉巻病」のウイルスを運ぶ「タバココナジラミ」の確認地域が拡大

福島県内で、「トマト黄化葉巻(おうかはまき)病」のウイルスを運ぶ「タバココナジラミ」の確認地域が拡大しているとのこと。

タバココナジラミ:9市町村で確認 ウイルス運び、トマトに生育障害 /福島 - 毎日jp(毎日新聞)

上記リンク先記事によると、詳細は、

・「トマト黄化葉巻病」
 ・症状:
  ウイルスを持ったタバココナジラミがトマトの株に寄生した場合、
  ・葉が黄色く変色して、巻いたり縮まったりする。
  ・花は開花するものの、実はならない。
  等の症状が現れる。
 ・福島県内での過去の発生状況:
  ・2007年10月:いわき市
  ・2009年8月:南会津町
  での感染が確認。
  しかし、早期発見されたことから、周辺への感染拡大は無かった。

・「タバココナジラミ」:
 ・体長:約0.8mm
 ・アブラムシに近い昆虫。
 ・生息状況:
  タバココナジラミ自体は、以前から日本国内に生息していた。
  しかし、「トマト黄化葉巻病」のウイルスを運ぶタイプの外来種は、福島県内では2006年にいわき市で初めて発見されている。
  そしてこれまでに、県北を除く全地域で確認されている状況。
 ・種類:
  外来のタバココナジラミは2種類で、福島県内では「タイプQ」が多い。
  このタイプは、
  ・農薬に強い
  ・雑草や花卉にも寄生する。
  ・寒さに弱い(冬季はハウス等で越冬していると推測される)
  といった特徴がある。

・現在のタバココナジラミの発見地域:
 現在既に、福島県内の9市町村で発見されており、
 ・いわき市
 ・南会津町
 では、「トマト黄化葉巻病」の発症例もある。

・対処方法:
 福島県では、
 ・苗を植える際に、有無をチェックする
 ・防虫ネット等による防除
 ・感染株は抜き取り、ビニール袋で密封する
 ・栽培施設周辺の雑草除去
 等の措置を、農家に求めている。

等となっています。

また記事では、福島県循環型農業課の

・「大発生してもおかしくない。
  地域ぐるみで拡大を防ぐ取り組みが必要。
  家庭菜園でも異状なトマトがあれば連絡してほしい」

とのコメントが紹介されています。


福島県のサイト[1]には、黄化葉巻病とタバココナジラミへの注意を喚起する複数のコンテンツ(例えば[1]〜[5])が掲載されており、虫や卵、また感染した株の状況など、写真付きで詳しく解説されています。

農家で感染が広がると甚大な影響があるとのことなので、家庭菜園においても、下記のコンテンツを参照して、十分に注意を払う必要があると思われます。


※参考
・[1]福島県ホームページ
 http://wwwcms.pref.fukushima.jp/
・[2]トマト苗における黄化葉巻病及びタバココナジラミの防除対策
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/boujo/yasai/2010/tomato_oukahamaki_taisaku.htm
・[3]トマト苗における黄化葉巻病及びタバココナジラミの防除対策
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/pdf/TYLCV-noka.pdf
・[4]トマト黄化葉巻病が発生しています!!
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/tylcv.html
・[5]コナジラミ類〜福島県病害虫防除所〜
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/byougai_library/yasai/konajiramirui.htm