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2010年05月15日

福島県内で、「トマト黄化葉巻病」のウイルスを運ぶ「タバココナジラミ」の確認地域が拡大

福島県内で、「トマト黄化葉巻(おうかはまき)病」のウイルスを運ぶ「タバココナジラミ」の確認地域が拡大しているとのこと。

タバココナジラミ:9市町村で確認 ウイルス運び、トマトに生育障害 /福島 - 毎日jp(毎日新聞)

上記リンク先記事によると、詳細は、

・「トマト黄化葉巻病」
 ・症状:
  ウイルスを持ったタバココナジラミがトマトの株に寄生した場合、
  ・葉が黄色く変色して、巻いたり縮まったりする。
  ・花は開花するものの、実はならない。
  等の症状が現れる。
 ・福島県内での過去の発生状況:
  ・2007年10月:いわき市
  ・2009年8月:南会津町
  での感染が確認。
  しかし、早期発見されたことから、周辺への感染拡大は無かった。

・「タバココナジラミ」:
 ・体長:約0.8mm
 ・アブラムシに近い昆虫。
 ・生息状況:
  タバココナジラミ自体は、以前から日本国内に生息していた。
  しかし、「トマト黄化葉巻病」のウイルスを運ぶタイプの外来種は、福島県内では2006年にいわき市で初めて発見されている。
  そしてこれまでに、県北を除く全地域で確認されている状況。
 ・種類:
  外来のタバココナジラミは2種類で、福島県内では「タイプQ」が多い。
  このタイプは、
  ・農薬に強い
  ・雑草や花卉にも寄生する。
  ・寒さに弱い(冬季はハウス等で越冬していると推測される)
  といった特徴がある。

・現在のタバココナジラミの発見地域:
 現在既に、福島県内の9市町村で発見されており、
 ・いわき市
 ・南会津町
 では、「トマト黄化葉巻病」の発症例もある。

・対処方法:
 福島県では、
 ・苗を植える際に、有無をチェックする
 ・防虫ネット等による防除
 ・感染株は抜き取り、ビニール袋で密封する
 ・栽培施設周辺の雑草除去
 等の措置を、農家に求めている。

等となっています。

また記事では、福島県循環型農業課の

・「大発生してもおかしくない。
  地域ぐるみで拡大を防ぐ取り組みが必要。
  家庭菜園でも異状なトマトがあれば連絡してほしい」

とのコメントが紹介されています。


福島県のサイト[1]には、黄化葉巻病とタバココナジラミへの注意を喚起する複数のコンテンツ(例えば[1]〜[5])が掲載されており、虫や卵、また感染した株の状況など、写真付きで詳しく解説されています。

農家で感染が広がると甚大な影響があるとのことなので、家庭菜園においても、下記のコンテンツを参照して、十分に注意を払う必要があると思われます。


※参考
・[1]福島県ホームページ
 http://wwwcms.pref.fukushima.jp/
・[2]トマト苗における黄化葉巻病及びタバココナジラミの防除対策
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/boujo/yasai/2010/tomato_oukahamaki_taisaku.htm
・[3]トマト苗における黄化葉巻病及びタバココナジラミの防除対策
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/pdf/TYLCV-noka.pdf
・[4]トマト黄化葉巻病が発生しています!!
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/tylcv.html
・[5]コナジラミ類〜福島県病害虫防除所〜
 http://www.pref.fukushima.jp/fappi/byougai_library/yasai/konajiramirui.htm

2009年07月08日

神奈川県・藤沢市が、「トマト黄化葉巻病」への注意を喚起

神奈川県・藤沢市で、トマトが「トマト黄化葉巻(おうかはまき)病」に感染するケースが増えているとのこと。

トマト黄化葉巻病にご用心 − タウンニュース

上記リンク先記事によると、「トマト黄化葉巻病」は、

・「タバココナジラミ」という虫(体長約1mm)虫が、外来種の菌を媒介して伝染する病気。

1996年頃に、日本での感染が確認された。
 神奈川県では、2005年11月に初めて発生。

・症状:
 ・感染したトマトの株の葉が黄色くなり、内側に丸まったような状態になる。
 ・生長が止まって、開花しても実がならなくなってしまう。
 ※トマト以外の野菜では、感染しても発病しない。
 ※感染したトマトから収穫された実を食べても、人体への影響は無い。

1度発症した株が、治ることは無い。

というもの。

藤沢市内の農家では、この病気により、夏〜秋にかけてのトマトの収穫が全滅した事例もあるとのことで、市内の各農家では

・防虫ネット
・ラノーテープ(テープ状の製剤)

等を用いた対策を講じ、この冬と春の被害を最小限に留めたそうです。

一方、藤沢市の農業水産課では、家庭菜園や市民農園でトマト栽培を行なっている人が、

・「トマト黄化葉巻病」の存在を知らない
・感染を知っていても、「もったいない」という思いから、適切に処置せずに感染した株を栽培し続ける

ことを懸念。

病原菌を持った株が存在する限り、近隣地域に生息する菌は根絶せず、農家にも深刻な被害をもたらす危険性もあることから同課では対策として、

・「トマト黄化葉巻病」に感染したトマトは根ごと抜き取り、
 ・土を掘り、深いところに埋める
 ・ビニール袋に入れて株を枯らす
 等を行なって廃棄する

ことを呼びかけているとのことです。


私の住んでいるところでは、今のところ、幸いにもこの「トマト黄化葉巻病」の被害は出ていないようですが、私もトマトは毎年栽培しているので、十分に留意しておきたいと思います。


※参考
・藤沢市|家庭菜園でトマト・ミニトマトを栽培している方へ
 http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/nousui/page100015.shtml