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2011年08月13日

米「PlantSense」社が、PCで土壌データを管理できる低価格センサー「EasyBloom」(約33ドル)を発売中

米国の「PlantSense」社が、パソコンに接続してデータを管理できる低価格な土壌センサーEasyBloom」を発売しているとのこと。

(ニュース記事)
・何か育てられるかしら? そんな時はUSB土壌センサー : ギズモード・ジャパン
 http://www.gizmodo.jp/2011/08/plantsense.html

(メーカーのサイト)
・EasyBloom: plant care, how to grow anything, gift for gardener, gardening tool
 http://www.easybloom.com/

上記URL先ページによると、この製品は土に埋めることで、環境データ(照度、温度、土壌湿度など)を収集。

その後、パソコンにセンサーをUSB接続して収集データを取り込むことで、データベースから、

・該当環境に適する植物の選択
手入れ方法などのガイド

が利用できるとのことです。

ちなみに米amazon.comでの販売価格は、(当記事の作成時点で)32.99ドルとなっています[1]。


私も、家庭菜園の環境(土の状態)と野菜の相性を未だに判断できないでいるので、この製品は価格が安いこともあり、非常に魅力的だと感じます。

ただメーカーサイトを見る限りでは、残念ながら土壌の酸性・アルカリ性までは測定できないようで、その点は残念です。

とはいえ、土壌湿度・温度・照度だけでも測定して判断材料を提供してくれるとなれば助かるので、個人的には、日本での発売が実現することを期待したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]Amazon.com: Black & Decker PCS10 PlantSmart Digital Plant Care Sensor: Home & Garden
 http://www.amazon.com/Black-Decker-PCS10-Digital-Sensor/dp/B003Z4JV8K/ref=sr_1_1?s=home-garden

2010年09月11日

ベランダ菜園による残土の再利用方法を紹介している「MSN産経ニュース」の記事

下記URL先ページでは、ベランダ菜園で出る残土の処理方法などについて解説されています。

(ニュース記事)
・ベランダ菜園 残土はごみ? 手間かけて再利用のススメ (1/2ページ) - MSN産経ニュース
 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100907/trd1009070725000-n1.htm

この中で、「タキイ種苗」社が講習会で説明している再利用の方法として、

  1. 土がある程度乾燥したら、ふるい等により、栽培していた植物の残り物(根など)を取り除く。
  2. 植物の病気などを避けるため、土をビニールに詰めて密封し、太陽熱で10日以上、殺菌消毒を行う。
     (※時間がない場合は、鉢などに戻して熱湯をかけて消毒することも可)
  3. 前に植えていた植物が、土中の
     ・肥料分
     ・有機質
     を使ってしまっているため、市販の堆肥と肥料を土と混ぜ合わせる。
     混ぜる割合、堆肥・肥料の袋の説明書きを参考にする。


との内容が紹介されています。


私の家ではプランターではなく庭の畑で野菜を育てていますが、土がまだまだやせているので、やはりある程度以上の量の堆肥を定期的に入れてやる必要があることを、強く感じています。

それでも今年から、雑草を集めて堆肥作りを試みていますが、意外に多くの堆肥が作れそうで、上手くやれば十分な量を畑に供給することが可能かも、と手ごたえを感じています。


※参考
・[1]農園芸資材 | 園芸肥料と用土のABC - タキイ種苗
 http://www.takii.co.jp/material/howto/manure/index.html

2010年08月01日

岩澤信夫氏が「耕さない田んぼ」がもたらす豊かな環境について語る、「東洋経済オンライン」の記事

下記URL先ページでは、「耕さない田んぼ」に取組んでいる岩澤信夫氏が、田について語った内容が掲載されています。

(ニュース記事)
・岩澤信夫 その4【全4回】 田んぼはコメの工場ではない 生き物の命を預かる場所だ(1) | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
 http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/e2e1d861ee09b4e77cefabb5b14544db/

この中で、耕さない田でもたらされる環境について、

・「耕さない田んぼ」は植物プランクトンが豊富で、藻「サヤミドロ」が大量に発生する。
 これらが光合成を行うことで、田の水の中に酸素を溶け出る。
 酸素が多い水は、生き物の住処として優れるため、やがてミジンコや微生物が発生する。
 そして、それらの小さい生物を食べるタニシやオタマジャクシが生まれてくる。
 耕さない田では、このような食物連鎖により、生物がどんどん増加していく。
 例えば、初夏には大量のトンボが現れ、稲刈りの時期にはサギも訪れる。

といった内容が記述されています。


私自身は田んぼには関わっておらず、家庭菜園を自己流で行っているだけですが、畑の環境をどう考えるかという点で、触発になると感じました。

現在私は、畑に生える雑草を「資源」(堆肥の材料)と考えて草取りを行い、穴を掘って集めてスコップでざくざくと切り刻み堆肥つくりに取組んでいます(1ヶ所に大量に集めると、かなり堆肥化のスピードが早まる)が、雑草も含めてどうすれば畑の環境が豊かになり、野菜も上手く育てることができるのか、更に工夫を重ねる必要がありそうです。

2010年06月05日

稲の「不耕起栽培」を考案した岩澤信夫氏の取り組みを紹介している、「asahi.com」の記事

下記リンク先記事では、の「不耕起栽培」を考案した、岩澤信夫氏の取り組みが紹介されています。

asahi.com(朝日新聞社):究極の田んぼ―耕さず肥料も農薬も使わない農業 岩澤信夫さん - 著者に会いたい - BOOK

記事によると、岩澤氏は稲の栽培に取組む以前には、スイカの収量を5倍にする栽培法を考案し、「神様」と呼ばれていたとのこと。

その後1970年代末に、稲作への挑戦を決意し、栽培について学ぶために訪れた東北地方で冷害(1980〜81年)に遭遇。
稲が壊滅的な被害を受ける中で、機械化が遅れていたお年寄りの田(田植え機の規格に合う稚苗でなく、伝統的な水苗代で育てた成苗を手植えしていた)だけで、僅かに実りがあったそうです。

その後、冷害に勝つための栽培方法について、岩澤氏は研究を重ねた(20年以上に渡り、1年毎に栽培方法を試し翌年に改良する、の繰り返し)結果、「不耕起栽培」に到達。
この方法は、耕さない硬い土に、低温で育てて鍛えた苗を植えるもので、これにより

・根を張ろうとして稲が「野生化」し、病害虫に強くなる。
・収穫後の田に水を張ることで、イトミミズの活動が継続。
 分厚くたまったミミズの糞が土を肥やし、雑草を抑制する。

といった効果が生まれ、化学肥料や農薬が必要無くなるとのことです。

記事では、岩澤信夫氏の

・「イネづくりのお師匠はぜんぶイネなんです」
・「機械化し、農薬と化学肥料を多用する農業はいずれ立ちゆかなくなる。
  そのとき、誰もが食物をつくる国民皆農が必要になる。
  社会の共感を得ながら、農に携わる人を増やしたい」

とのコメントが紹介されています。



(楽天ブックス)
私は稲は植えたことが無く、今後も挑戦することは恐らく無いと思いますが、試行錯誤を繰り返し、作物の育成と栽培環境との関係を地道に追及している岩澤氏の取り組み姿勢については、個人的にも自身のできる範囲内で見習っていきたい、と思いました。

2010年05月22日

沖縄県那覇市で、堆肥約40kgを入れて育てたパッションフルーツが、約400個の実を結実

下記リンク先記事では、沖縄県那覇市の農学博士の方が自宅敷地内で育てている「パッションフルーツ」が、多数の実をつけた旨が紹介されています。

パッションフルーツ:鈴なり400個 玄関先に植え4年 - 毎日jp(毎日新聞)

具体的には、

・実の数:
 今年は、1株に約400個がなっている。
 (パッションフルーツは通常、1株で採れる実は100〜200個)
・経緯:
 栽培している方は、2007年に玄関先に棚を作り、パッションフルーツを植えた。
 植え付けの際には、土を約1.5m掘り返し、堆肥を約40kg入れた。
 その結果、植えた翌年から、約300個の実がなった。
 現在は植え付けから4年目で、パッションフルーツは棚を伝うように育ち、家の門〜玄関までの上部を覆っている。

という状況とのこと。

また記事では、栽培している方の、

・「こんなにたくさん実ったのは、植え付け以来初めて」
・「堆肥を大量に仕込んだことが、多くの実がなることにつながった」
・「(今年は花の咲く時間帯に雨が少なく)受粉を妨げる要素が少なかったことが豊作に結びついた」

とのコメントが紹介されています。


育てている方が農学博士ということもあるとは思いますが、それにしても入れた堆肥の量に驚きました。

やはり、土つくりには多くの手間をかけるだけの価値がある、ということでしょうか。


※参考
パッションフルーツ - Wikipedia